この本には、ユングとパウリ、二人の文章が1本づつ入っています。
ユングの「Synchronicity共時性」が読みたくて探しているとこんなとこに入ってました。
ちなみに、このSynchronicityはバイオダイナミクスの推薦書です。しかも。訳者はあの有名な河合隼雄です。
しかしこの本は簡単な本ではありませんので、わかりやすく説明しているwebページを見つけましたので、まずはこちらから読んでみてもいいと思います。
書評 「共時性:非因果的連関の原理」 C. G. ユング
因果律cause and effectー世界は原因と結果の継起として成り立っているとみる。
共時性synchronicityー世界は意味のある事象の同時発生によって構成されている。
ユングは、世界の諸現象は因果律のみのよって捉えられるのではなく、それでは説明できない、あるいはそれ以外の原理(共時性)によっても説明できる世界が開けている。それを認めることによって、我々は因果律のみに縛られない、新しい世界観を得ることができるとユングは主張する。
バイオダイナミクスの考え方でも因果律にはとらわれません。因果律にとらわれない原因とか言います。
個の中の全体ーライプニッツの単子論
単子(モナド)は全体(宇宙)に対する、その構成要素だが、それ自身の中にまた全体を含むとされる。人間も一つの単子であり、したがって一人の人間の中には全宇宙が投影されている。
これは全体性の話ですね。個の中の全体。
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